2024年10月8日・ドリームルームのくせ毛革命【異次元の縮毛矯正】
目次
ビフォーアフター
今日のお客様は以前は縮毛矯正をかけていたけど綺麗にならないので、最近は半年に一度髪質改善のトリートメントをしていたというご新規様です。
髪質改善トリートメントは施術時はサラサラになるけどその時だけで長くは続かないらしく、最近は施術してもあまり変わらずゴワゴワしてきたという事です。
髪の毛はいつも結んで誤魔化しているらしくできればおろしておきたいと言うご希望です。
髪質改善トリートメントは色々ありますが、酸熱トリートメントが今でも多く、ダメージしている方が多いです。
(下記に酸熱トリートメントの内容を記載)
酸熱トリートメントの部分は質感や感触は改善されない可能性やダメージする可能性がある事をご了承いただき施術させて頂きました。
本来ならお髪に縮毛矯正履歴がないので毛先まで同じ薬剤で処理できるのですが、半年から先に酸熱トリートメントの履歴があるので、その部分と、根本から半年分は酸熱トリートメントの影響がない部分と、違う薬剤で処理していきました。
酸熱トリートメントの部分も、なんとかダメージは進行しないで、見た感じはツヤツヤサラサラでいい感じに仕上がりました。
触っても酸熱トリートメントでダメージしている部分はわからないくらいになりましたが、やはり質感が少し違います。
お客様には髪の量が1/3になったと喜んでいただけました。
<酸熱トリートメントやケラチントリートメントや水素トリートメント髪質改善トリートメント・アイロンを使うトリートメント等のダメージは【グリオキシル酸】や、【マレイン酸】【レブリン酸】【フマル酸】【コハク酸】などが多量に使われている酸熱トリートメント。髪質改善系はかなり多く、混ぜる酸の濃度にもよるとは思いますが、酸やその他の薬品で髪の表面を溶かし熱で固める方法で綺麗に見せかけます。また弱くストレートをかける薬品が入っているものもあります。特にグリオキシル酸を繰り返している方の髪の表面はボロボロで、グリオキシル酸の使用を繰り返した髪に縮毛矯正を施す事ほど怖い物はありません。クセは取れたとしても質感や感触は治りません。またチリつく可能性があります>
お髪のコンディション&履歴
- ○ 難易度=1+2
- ○ 毛量=多
- ○ 太さ=太
- ○ 縮毛矯正履歴=数年前
- ○ カラー履歴=アルカリ白髪染め
- ○ 髪質改善・酸熱TR等=半年に一度
- ○ 自宅でのアイロン=有
施術内容
STEP
事前チェック
- ○クセの形状、髪質、クセの強さをチェック。
- ○縮毛矯正履歴部とその境目をチェック。
- ○縮毛矯正履歴部のクセの残り具合をチェック。
- ○カラーの有無をチェック。
- ○ダメージ箇所とダメージレベルをチェック。
- ○酸熱トリートメント等の有無をチェック。
- ○ホームアイロン等の有無、温度をチェック。
STEP
1液選定、調合、塗布、放置
- ○黒髪バージン毛、ファッションカラー毛、アルカリ白髪染め毛、ブリーチ毛、髪質により選択、また、その他カラーの種類とクセの強さ髪質で薬剤を調合。酸性〜中世〜アルカリまで幅広い範囲で無限の調合ができます
- ○新生毛を塗布後放置時間設定。
- ○時間経過でクセが取れているかチェック、取れるまで時間をプラスしてチェックしていきます。
- ○また、取れ具合や、場所により薬剤を再塗布。
- ○矯正履歴部のクセを取る時は、新生毛との時間差や、薬剤の強さ、薬量なので調整して塗布。薬剤の強さや性質を変えて履歴部に塗布。
- ○矯正履歴部が真っ直ぐ綺麗な場合は、縮毛矯正履歴部にはトリートメントで保護してメンテナンス。
STEP
1液流しorシャンプーorトリートメント
- ○しっかり薬液を流しきることが非常に重要になります。もみあげや襟足など流しずらいところをしっかり流さないとチリつく可能性があります。
- ○お髪の状態によりお髪を一番強い状態に保つ事の出来るシャンプー&トリートメントで丈夫な毛髪にします。
- ○特に染めている方やブリーチしている方はシャンプー&トリートメントを行います。
- ○黒髪バージン毛の方などはお流しのみの場合の方が良い時もあります。
- ○薬剤やお髪の状態によりお流しのみや、
- ○シャンプーのみ、
- ○トリートメントのみ、
- ○またシャンプー&トリートメントをします。
STEP
クセ毛修正の為のブロー&アイロン処理
- ○一般的な縮毛矯正は、通常1液を流した後に、ドライヤーでざっくり乾かしたり、ある程度水分を残して、その後アイロンで伸ばすのが一般的です。
- ○その為、アイロン頼みの矯正になり、その分アイロン処理の時間が長くなり、アイロンで伸ばす力が強くなり、アイロンによる髪への負担が大きくなり、一番の痛みの原因になります。また水分の残り具合いにムラがあると仕上がりもムラになったり、水分の残りすぎや薬液の反応とのバランスでチリついたりします。
- ○ドリームルームではクセの強さやダメージレベルなど、状況により使うブラシや乾かし方が異なりますが、基本縮毛用のブラシとドライヤーを使って少しづつ丁寧にブローするように真っ直ぐにクセ毛を修正しながら乾かしていきます。これにより自然なストーレートが作れます。
- ○ドリームルームではブローで綺麗にしてから、アイロン前には完全ドライ状態にしてから、その後にアイロンプレスで伸ばすというより、キューティクルの表面を綺麗に整えて滑らかにします。
- ○くせ毛が綺麗に修正できるのは、お髪から水分が蒸発する時に綺麗な状態で乾いて60%以上固定できます
STEP
2液処理
- ○2剤塗布し完全に固定。
STEP
仕上げ
- ○施術時間 3時間10分
- ○撮影はもちろん手で乾かしただけです。
- ○撮影前に誤魔化しのアイロン処理やブローは一切していません。
- ○髪の量が1/3になったと喜んでいただけました
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